新型コロナウイルスの世界的な流行を通じて、感染症への備えがますます重要となっています。8月23日広島県看護協会との共催で「今後の感染症に備えるための体制作り」の研修に参加しました。
広島県看護協会の活動を知る機会として公益社団法人広島県看護協会 事務局総務部 西中艶子様よりご講演頂き、広島県看護協会の主な活動について詳しく知ることができました。これには、研修活動や災害支援だけでなく、看護師の再就職支援も含まれていること。この協会は、広島県内で看護に関わるさまざまな側面で積極的に活動しており、地域社会に貢献していることが伝えられました。
広島大学病院 感染制御部 森美菜子様からの講義では、福祉施設における感染対策について重要な洞察を得ることができました。特に、新型コロナウイルスを完全に制御するのは難しい現実を受け入れながら、感染を持ち込まないようにする取り組みの重要性について教えられました。感染症対策は、医療機関だけでなく、福祉施設などの多くの場所で必要であり、それを理解することは私たちの社会全体にとって不可欠です。
なおグループワークを通じて、他の福祉施設の交流を通じて感染症への備えとその管理の複雑さについて深く理解することができました。広島県看護協会と広島大学病院の専門家からの貴重な知識と着眼点を得ることができ、これを今後の実践に活かす用意ができました。感染症対策は、個人、団体での連携が必要であり、福祉を担う者として、その一翼を担う責任を感じる事の出来た研修でありました。